
世界で感染の拡大が続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。感染者数は世界で 10 万人、日本国内でも 500 人を超えています。
現在、世界全体や各国・地域での新型コロナウイルスへの感染状況に関する情報が各機関から公開され、米国Esriの公衆衛生専門チームが、それらの情報を集約し、2次利用可能な方法で共有するための Web サイト「COVID-19 GIS Hub」(英語)を立ち上げました。
使用方法はシンプルですので、今回はこのサイトの使用方法のご紹介を行います。サイト利用は無料です(2020/3/15 現在)。
To help jump-start your response to COVID-19, Esri is providing the ArcGIS Hub Coronavirus Response template at no cost through a six-month donation of ArcGIS Online with ArcGIS Hub Basic.
COVID-19 GIS Hub
https://coronavirus-disasterresponse.hub.arcgis.com/
COVID-19 GIS Hubの使用方法
サイトにアクセスするとCOVID-19 GIS Hubと書かれたページが現れます。
そのページをしたにスクロールすると

View the Full WHO dashboardをクリックするとフルクスリーンになりWHOが情報提供をしている世界の感染状況を確認することができます。


本サイトの情報によると感染者数(confirmed cases):142,649人、死亡者数(deaths):5,393人、感染が確認された国(countries, areas or territories with cases):135ヶ国の報告がされています。また、1日あたりの感染者数や増加の経緯を知ることができます。サイト左下のCases by date of reportとCumulative casesで変更することが可能です。
サイトの右側には感染者数が多い国別に表示されています。



WHOがパンデミックの中心として報告したヨーロッパの感染者数はやはりおおいです。これで気になるのはアフリカ地域の感染者が少ないことです。公衆衛生が未発達のアフリカ諸国では報告されていない感染が多くあると懸念いたします。
これは。日本でも報道されているように、エジプトのナイル川ツアー参加した者の感染が報告されております。
昨日の報道によると、郡山女子大(福島県郡山市)は14日、大学側に無断でエジプト旅行をした70代の女性教授=郡山市在住=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。大学は31日までキャンパスを閉鎖し、18日の卒業式を中止することになった。
女子大教授がエジプト旅行で感染 卒業式中止で学長憤り
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200314-00000052-asahi-sctch

現在の米国は感染者数が1,678人と比較的少ないです。
しかしながら、日本と米国の違いは医療保険制度の違いがあります。日本と米国の保険制度の違いはまた後日
COVID-19 GIS Hubを使用して正しい情報をえることが、自分自身を守ることに繋がります。フェイクニュースがすぐに拡散される時代です。情報の海に迷わないようにしましょう。
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