博士論文やレポート作成に使えるワード活用術「スタイル」の設定法・書式設定

論文作成術

word機能の中にスタイルがあります。

この機能は、複数の書式をまとめて定義したもので、名前を付けて登録し何度も利用できるようにしたものです。

このスタイルは議事録やレポート、学位論文などを作成するときにでも使えます。

学位論文作成時のおすすめスタイルを文末に記載しています。ご参考にしてください。

目次

スタイルの種類

段落スタイル

段落に適用できます。
フォントの種類、サイズ、段落全体の文字の配置や間隔などの段落書式が登録できます。 

文字スタイル

単語や文字に適用されます。
フォントの種類やサイズ、下線や斜体などの文字書式が登録できます。

リンクスタイル

文字書式と段落書式をセットにして登録できます。

スタイルギャラリー

「クイックスタイル」として多様なスタイルがあらかじめ定義されています。

スタイルの適用

スタイルを設定したい文字列を選択します。

「ホーム」タブ→「スタイル」グループの「その他」をクリックします。

「スタイルギャラリー」から設定したい書式を選んでクリックし設定します。

スタイルの登録

文字に書式を設定

書式設定したい範囲を選択します。

「フォーマット」タグの「フォント」グループにあるダイアログボックスをクリックします。

「フォント」ダイアログボックスで書式を設定します。

論文やレポートにおすすめのフォント

  • 日本語:MS明朝
  • 英数字:Time New Roman
  • 投稿規定を必ずチェックしてください。

文字スタイルを登録

文字スタイルの登録方法を解説します。

「フォーマット」タグの「スタイル」をクリックします。

変更したいスタイルを選択します。

今回は新しい「表題」の作成します。新しいスタイルを作るために任意の名前を記載します。今回は「表題1」とします。

選択した「表題」の設定内容が右手の説明に記されてます。

今回は日本語フォントをMS明朝、英数字フォントをTime New Romanに変更します。こちらの設定も投稿規定を確認して作成してください。

スタイル内の新規作成をクリックします。

名前:表題

書式設定:日本語 MS明朝、英数字:Time New Roman

設定が完了すると「OK」をクリックします

スタイルの利用

書式を設定したい文字列を選択します。

「スタイル」グループの「スタイルギャラリー」から新しく登録した「見出し項目」を選択します。

おすすめ!!卒業論文や博士論文のスタイル書式設定

卒業論文、博士論文

いわゆる学位論文におすすめの設定を紹介します。

表題

  • 日本語フォント:MS明朝 16pt、
  • 英数字フォント:Time New Roman 16pt
  • 段落:変更無し
  • 中央揃え

  • 日本語フォント:MSゴシック 12pt、
  • 英数字フォント:MSゴシック 12pt
  • タブ:変更無し
  • 段落:変更無し
  • 中央揃え

  • 日本語フォント:MS明朝 11pt
  • 英数字フォント:Time New Roman 11pt
  • 段落:変更無し
  • 段落(行間):2行
  • 左揃え

本文

  • 日本語フォント:MS明朝 11pt
  • 英数字フォント:Time New Roman 11pt
  • 段落(インデント):最初の行;1字下げ
  • 段落(行間):2行
  • 左揃え

あくまでもおすすめのスタイルです。

詳細は大学によって異なりますので、学位論文執筆の際には確認をしてください。

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