卒論や修論、投稿論文にも使用できる無料文献管理ツールEndNote Basicの使用方法について

Endnote

EndNote Basicは無料で使用できる文献管理ツールです。投稿論文に用いる引用文献は数十個程度使用することはよくあることですが、雑誌の投稿規定に沿って記載することは時間と労力を非常に消費します。また、文献を一つ追加したために、番号を振り直す作業もあり引用のミスに繋がる恐れがあります。

これははっきり言って無駄な時間です。

そこでEndNoteを使用することで、これらの作業を簡便かつ迅速に行うことができます。

今回は有料で使用するデスクトップ版ではなく、無料で使用することができるEndNote Basicについてご紹介いたします。

このツールを使用することで投稿論文はもちろん、博論や修論、卒論の作成時間を短縮することができます。

目次

EndNote Basic

無料で使用できるEndNote Basicとデスクトップ版の特徴を示します。

EndNote Basicデスクトップ版EndNote(有料)
レファレンス容量5,000無制限
添付ファイル2GB無制限
Cite While You Write
(Microsoft Word)
一部制限ありなし
引用文献リストのスタイル21種類6,000種類以上
Web of Science データとリンクなしなし

デスクトップ版に比べるといくつかの制限はありますが、無料で使用できる利点は大きいと思います。

EndNote Basicのアカウント作成方法

EndNote Basicのアカウントを作成するにはこちらURLから行います。

メールアドレスを入力後確認コートが送られてきるので、そのコードを入力します。

その後、パスワード設定を行い登録が完了となります

文献の登録方法

EndNote Basicにログインが完了したら、収集した文献をEndNote Basic上にインポートする必要があります。

文献の収集からレファレンスのインポートをクリックします。ファイルを選択し、Goolge ScholarやPubmed等で収集したPDFを選択します。

インポート先を選択し、指定のグループがある場合はそちらを選択します。特に指定のグループがない場合は未整理のフォルダに入ります。

マイレファレンスには、このように表示されます。

また、オレンジで囲んだタイトルをクリックするとインポートした文献の詳細を確認することができます。

引用リストの作成

マイレファレンスのデータをMS wordに用いるには引用リストの作成ようりMS wordにプラグインの設定を行う必要があります。

また、リストの作成方法に関しては別の記事に詳細に書いていますので、そちらを参照してください。

まとめ

今回は無料で使用できるEndnote Basicについてご了解いたしました。無料版では引用文献リストのスタイルが少ないところが問題ですが、スタイルを指定されていない場合には、有用なツールになると思います。

ご参考までに

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